現在この業界で最も力のある企業はIDEXXです。
腎臓病の診断にはSDMAの測定が有効であるとされています。SDMAは10年前には無かった検査項目です。
SDMAが有効である、と報告したのはIDEXXのグループです。
そして、SDMAが測定できるのはIDEXXの機器です。
つまり、腎臓病の評価基準を作っているのが、IDEXXである、と言っても過言ではありません。
良いか悪いかは横において、それだけの力があるのがIDEXXなのです。
今までとの違い
・CRP、SDMA、T4、UPCなどが院内で計測できるようになります。
翌日に電話してください、となっていた検査がその場で結果がお伝え出来ます。
・白血球・赤血球の分類ができます。
炎症、貧血について詳しくお話ができます。
・院内検査・外注検査すべての結果がデータとして一括管理されます。
今までは院内の血液検査は紙に書いてお渡ししていました。「あの時の検査結果どこ行った?」問題が無くなります。
お願いしたいこと
- 検査費用は上がります。最新機器のコストであるとご理解下さい。IDEXXのシェアは60-70%であり、業界の標準価格となっていきます。(みんな同じ価格で仕入れています。)
- 外注の健康診断も一括管理ができるので、IDEXXへと変更します。
詳しい検査料金の案内は後日させて頂きます。
故障から機器の決定まで、1週間しかなかったので、細部までは把握しきれていません。
トレンドのど真ん中の機器なので、間違いはないと思います。
いかにうまく使えるかを検討していきます。