5月末に愛犬”もなか”を連れて、コテージに宿泊しました。
最近の”ワンちゃん可”ホテル事情はこんな風になってるんだ、と感じたことを記事にしてみます。
使用したホテルは、ワンワンパラダイス伊豆高原、です。
ワンワンパラダイスは中部地方に9店舗を構える大規模グループです。
伊豆高原を選んだのは、空き部屋があったのが伊豆高原店だけだった、からです。
伊豆高原ホテル&コテージという名前であり、ホテルでもコテージでも選べますよ、という店舗でした。
空き部屋があったのはコテージだけでした。
HPには2022年4月15日にオープン、との表記もありました。
私の頭の中では、中央の管理棟を囲むように複数のコテージがあり、新築のピカピカの建物が建っているイメージでした。
ここでちょっと疑問な点が生まれました。
ホテル側に、「ホテルからコテージはどれくらいの距離ですか?」「歩いて行けますか?」と聞いても、はっきりした答えが返って来ないのです。
いざ当日案内されたのはこんなコテージでした。
昭和時代に建てられた別荘でした。
別荘だけあって造りは豪華です。バリアフリーなんて言葉の無かった時代、立派な石段が迎えてくれました。
老犬”もなか”には厳しい・・・。
湯舟は石造りです。ただ、いかんせん昭和。追い炊き機能も無ければ、保温機能もないそうです。
昨今の別荘地は地価の下落が続いています。
昭和では5千万、1億、で販売されていた別荘が、1/10~1/100程度の価格で売られています。
それをワンワンパラダイスが買い上げ、コテージとして運営を始めたのが2022年4月、が真相でした。
道案内として渡された地図の抜粋です。
見にくいですが黄色い四角マークで、「3B-2」やら「9C-5」と記されているのがコテージです。
我が家が案内されたのは赤い線の先、「100-5」でした。
伊豆高原各所に散らばっています。
程度が良くて、お手頃価格で売り出された別荘を、少しずつ買い取っているのだと想像できます。
だから、「どれくらいの距離ですか?」の問い合わせの答えがハッキリしなかったのだと分かりました。
人口減少により放置される別荘地を、ワンちゃん可のホテルとして有効利用するのは良いことだと感じます。
ただ、あっちにもわんちゃん、こっちもワンちゃん、を期待すると、ちょっとがっかりすることになります。(本館に行けば色んなワンちゃんに会えました。)
”新規オープン”にも注意が必要でした。(コテージとしては新規オープン、でも建物は古いよ・・・)
話は変わりますが、コテージ利用の注意事項です。
ベッドや布団で排泄したらクリーニング代4400円!!
大型犬の尿でも4400円でいい?ベッドのマットレスの上でも4400円でいい?むしろお安いかも。
なんて、邪心も生まれましたが、そんなことじゃないですよね。
ワンちゃんのみの留守番もダメ、となっています。
大浴場は本館を利用できますが、その時はフロントで預かってくれます。
本館との距離がかなりあるので、ワンちゃんだけで留守番をさせておいてもきっと何の文句も言われないだろう(気づかれないだろう)、なんて邪心も生まれましたが、ちゃんとフロントに預かってもらいました。
30kgの大型犬をどうやって預かってくれてたのかな?と思いましたが、”もなか”は普通に帰ってきました。