我が家の”もなか”は最近よく仰向けになっています。
「触って♡」と誘っているシチュエーションではありません。×だらけている〇リラックスしている、のだと思います。
尿タンパクは「ダダ漏れ」ですが、ご本人がお元気なので一安心しています。
さて、尿タンパクを抑えにかかります。
今回もPKD腎臓内科クリニックさんのこの画像をお借りしていしまいます。
ザルの目が粗くなり(腎臓の構造が破壊され)、本来はザルを通過しない、尿タンパク=トマト、もザルを通過するようになりました。
対策としては血圧を落とすことを目指します。
トマトを強くザルに押し付ければザルを通過してしまいます。
逆に、トマトをそっとザルの上においておくだけなら、トマトはザルを通過しないかもしれません。
上記の理屈で、腎臓内の血液の圧力を低下させることができれば、尿タンパクは抑制できるはずです。
その時に使用するのがこれらの薬です。
・腎臓の薬として認可がある or 無い
・ネコの薬として認可がある。犬では認可が無い。
・理論上は腎臓の血圧を選択的に下げる。(血圧を下げる薬は心臓の薬でもあり、心臓への影響が少ないことがメリットである場合もあります。)
等の特徴がありますが、基本的には大きくは変わらないと思っています。
体重、飲みやすさ(錠剤?液剤?錠剤フレーバータイプ?)、コスト、等で選択します。
我が家は一番右、テルミサルタン錠剤を選択しました。→大型犬はコスト的にこれ一択、と言っても良いかもしれません。
2週間飲んだ後の結果がこちらです。
尿タンパクは 74.4 から 35 へ減少しました。
半減させられれば成功だと思っていました。(正常値にはならないんです。だって、腎臓構造は壊れているのだから。)
これでも、十分効果があったと思います。
継続的に薬を使用すれば、もう少し下がることも期待できるはずです。
暫くはこの薬用量で行こうと思います。