アレルギーの話② 食物アレルギー

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2020.12.12

アレルギーの話② 食物アレルギー

ここから先は私見が多くなります。自分自身が理解しやすい様にまとめています。

 

動物において注目するべきアレルゲンは、食物・花粉・ハウスダストと考えました。

 

正常時と、食物アレルギーによる痒み発現時のイメージグラフを示しました。

青が食事、オレンジがハウスダスト、灰が花粉です。

赤い線を超えると痒み症状が発現するとします。

 

 

右の“痒み発現時”のグラフは、青で示す食物の項目が拡大し、限界である100を超え、痒みを発現した状態だとします。

これを解決するには、食事を低アレルギー食へと変更することが必要です。

 

低アレルギーフードへ変更し、おやつも止め、痒みが止まりました。しかし、半年後痒みが再発したとします。

次の一手を考えます。

食事が合わなくなったから、もっと痒くない食事を探そう!でしょうか?

 

先の図はアレルゲンの量を均等に表記しました。

ただ、実際はこのグラフのようになっていると考えています。

 

アレルゲンとしては灰色で示した花粉が一番強く、食物やハウスダストは弱いと考えています。

 

例えば春は、花粉の影響が大きくなります。(正常時の倍にしてみました。)

一方冬は、花粉の影響が少なくなります。(正常時の半量にしてみました。)

あくまでイメージですが、花粉にはこれくらいの力があるように思います。

アレルギー性の痒みは、アレルゲンの足し算によって発現します。

花粉が多い時期は、何を食べても(食物アレ対策)、どれだけ掃除をしても(ハウスダスト対策)、痒みが発現する可能性があると思います。

 

これが食事の効果が無くなった、と感じる理由だと考えます。

食事の効果は発現しているはずです。ただ、季節が悪いんです。

(春の花粉を多く表記しましたが、秋の花粉に反応する子もいると思います。)

 

食事は以下の様にお勧めしています。

・主食はドライフードの低アレルギーフード1種類にしましょう。

缶詰、半生、他のフードとの混合、定期的な銘柄変更等はお勧めしません。

・おやつは中止です。

・野菜・果物(野菜果物原料のおやつ)は何を食べてもOKです。

 

以前は、これでも痒いなら、別の低アレルギーフードを次々に挑戦していました。

フードの抗アレルギー力によって、価格は徐々に上昇します。

 

今は、「人の花粉症のような状態です。季節が過ぎるまでしばらく薬を使いませんか?とお話しています。

 

もう少し本音を書くならば、「人の花粉症が食事で治ったと聞いたことありますか?」と思っています。

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