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うちの子にできた腫瘤 最終報告;病理検査結果
2017.10.21.
摘出した腫瘤が、良性であるか・悪性であるか、あるいは、悪性度が高いか・低いのか、抗がん剤が使えるタイプなのか、これらを判定するために病理検査が実施されます。

ホルマリンで防腐処置した状態で検査センターに送付し、病理検査医が顕微鏡で判定します。
土日や祝日によっても左右されますが、おおよそ1週間で結果が届きます。
腫瘤切除後は、10日目に抜糸をすることが多いので、抜糸の時に検査結果を報告することが多いです。

病理検査結果がこちらです。




色々書いてあります。
病理検査用語は動物病院で使われる言語とは別であり、我々が読んでもチンプンカンプンな部分もあります。

重要な部分をマークしてみました。
緑の丸 【診断】 皮膚組織球腫
緑のライン 良性の皮膚腫瘍

針生検で予想した通り、良性;組織球腫でした。一安心です。

青いライン 腫瘍組織は側方そして深部共に切除されています。
腫瘤が確実に切除できているかのコメントです。
横方向、縦方向もどちらも完全に切除されていました。

赤いライン 悪性であった場合には、悪性度を示すコメントです。

有糸分裂像とは、細胞が増える場合に見えるものです。
普通の組織で発見されることは、まずありません。

有糸分裂増がたくさん見える=細胞分裂が活発=癌=悪性度が強い、という評価になります。
今回は良性でしたので、
高倍率視野当たり1個以下=全体を見回せば少しはあるが、1画面で見るとありません、
そんな結果でした。

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